ラファルJTシリーズ
ジョイントルアーのもう一つの可能性
RAFALE JT, Be ambitious!
シーバスフィッシングをするうえで、多くの釣り人がルアーに求める要素である飛距離。
非常に良いアクションでも「飛ばない」というのは、釣り人にとって非常にストレスを感じる要因の一つでもあります。
特にジョイントルアーは釣れるけど、「飛ばない」「飛ばしにくい」という欠点があるため、シーバスルアーにおいて、定番化は難しいと思われておりました。
しかし、弊社トレフルクリエーションの第一弾のミラージュJT(発売中)はジョイントなのに飛び、「ジョイントルアー=飛ばない」の概念を少しは覆せたと思っております。
フランス語で「突風」(ラファル)の意味を持ち、シーバスの定番ルアーになるべく大志を持って生まれた、リップ付きジョイントミノー「ラファルJTシリーズ」のギミックについてお話します。
ジョイント+リップ付きという飛距離が出にくい形状ながら、「突風」の如き飛距離を手に入れられたのは新機構の「雪崩式連結部可動域制御システム」を生み出せたからでした。
現在発売中の「ミラージュJT128S」はキャスト時に、ジョイント部の可動域を制御する「振子式可動域制御システム」を採用した事でジョイントルアーでありながら、抜群の飛距離が出る事が証明されました。
しかし、ラファルJ Tは、100ミリ以下のリップ付きミノーかつ、細身のボディーデザインの為、ミラージュに搭載した機構を内蔵させることができませんでした。
そこで新たに開発したのが、細身のルアーにも採用できる、カッ飛びの新機構「雪崩式連結部可動域制御システム」です。
この新たな機構は、前面側の方が重くなっていますので、ルアーが水平に近い状態になると後方ボディーの動きを制御していた金具が重力で「雪崩」のように前ボディーに収納され、ボディーの可動域が復元するシステムです。